長崎県

島原市内in長崎

湧き水コーディネーター(勝手に私がそうよんでいます)のHさん親子が、こんな所もおもしろいんじゃないかなぁ?と連れて行ってくださったのが、街中のスーパー。
駐車場そばの敷地にこんな風景が広がっています。
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側の案内板は、
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このように記されていました。
みなさん、買い物がてら、容器をもって3つ4つと水を汲んで帰ります。
念のため、店内をぐるっと見て回ったところ、一応、市販のペットボトル入りのお水もおいてありました。ここでこれを買い求める人がいるのかどうか、ちょっと疑問です。

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ここにもカエルがいました。御利益がありそうなので飲んでみました。
まろやかで美味しいお水でしたよ。

まだあるというので、車に乗り込むと、数分ものっていたでしょうか。
ついた大型スーパの敷地内には、またこのような風景がひろがっていました。
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いいなぁ、島原の人は。。
心からうらやましくなり、ここに移り住みたい気持ちになりました。
天然のミネラルウォーターが、いとも簡単に手にはいるのです。
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日本の名水で、毎日のご飯を炊いたり、おみそ汁をつくったりなんていうのは、近所の方にとって常識に近いものがあるのかもしれません。本当にうらやましいかぎりです。

おや、ここにも???
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某大型電器専門店 ベ○ト電器敷地内に設置された水汲み場。
これは、島原市のシンボルでもある「眉山(まゆやま)」の水がひかれたものです。
(ここは、びざんとはよまないそうです。松嶋菜々子さんが主演したあの場所とは違う山です)
飲んでみました。
これもミネラルたっぷりの新鮮なやわらかい味がしました。

1990年の普賢岳の噴火の際、島原市の多くはは、眉山に遮られる形で土石流が食い止められ、被災を免れたところが多かったようです。
島原外港から出た船から見るときれいな眉山の姿を見ることができます。(左)
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舞岳源水in長崎

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雲仙山麓より湧き出る舞岳源水は、水を汲みに来る人が後から後からとぎれることなくやってくる名水ポイントでした。
標高703メートル。島原半島でも名水のひとつと言われているそうです。

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中に入ってみると、水を入れる道具をもっていないのは私たちだけ。
こんなふうにたくさんの水をみなさんせっせと汲んでいらっしゃいました。

ネットでしらべてみると、お菓子や
http://www.e-nagasaki.com/makers/shops/details.php?id=67
お素麺など,こちらの名水が原料に使われた商品が販売されており、地域の大切な資源でもあることがわかりました。

今度、行くときにはこの水を使って作られた「舞岳巻き」を是非、食べてみたいです。

水汲み場は、10箇所近くありましたが、その中でも気になるのがたくさんの石像たち。
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宝船に、子宝かえる。
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パワーがいっぱい溢れていそうです。
言うまでもありませんが、お水はとってもおいしかったですよ!!

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南千本木湧水in長崎

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雲仙普賢岳の北側に位置する南千本湧水。眉山の裏手にあたるようで、あたりは緑に包まれてとても気持ちのよい場所でした。

島原市内では、最も高い場所に湧いている水らしく、透き通って本当にきれい!手ですくって飲むとつめたくおいしい水でした。

江戸時代から生活に利用された記録があり、地域の人々にとってとても大切な湧き水だったようです。

しかし、1990年の普賢岳の噴火により被災し、水がいったん途絶えたものの、住民の方々の思いで今年の5月に復元したと地元の新聞は伝えています。

この写真は、去年の10月に訪れた際に写したもので、石樋と水溜の周囲がきれいに整備されていた状態でした。

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そばには、復興の様子を記した案内板も設置されていて、地元の方々の思いが感じられました。

現在は、あたりを公園化し人々の憩いの場になっており、地元の方々の水汲みスポットとしても人気が高いようです。

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白土湖洗い場in長崎

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島原市内南西部に位置する白土湖(しらちこ)洗い場は、今も石畳づくりの共同洗い場が残されており、生活の匂いが感じられました。Epsn0053














白土湖は、寛政4年(1792年)の島原大変で、島原半島の主峰 普賢岳の火山活動による眉山(まゆやま)の崩壊とともにできた陥没湖。日本一小さな陥没湖なのだそうです。このときの地殻変動でこの一帯に地割れが生じ地下水が噴き出し一夜にして、南北およそ1キロ東西3~400メートルの湖ができたのだそうです。日本一小さいとは言っても、水が満々とたたえ交通の往来の激しい大通りのそばにあるこの湖は、近くに公園などもあり、ほっと一息つけそうな市民の憩いの場のようなのどかな雰囲気がありました。水温16度。今も一日1万トンの水が湧き出ているそうです。
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洗い場の側には、水神様と思われる拝所らしき場所があり、思わず近寄ってみました。沖縄では、人々が生活に用いた湧き水の側には、必ずといっていいほどにこのような拝所がありますが、県外にも同じような文化があることにとても感動しました。手を合わせて、沖縄から来たことを報告し、その感動を心の中でお伝えしました。
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洗い場から数十メートルも行かないところに、またしても井戸らしき場所を発見!!
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回り込んでみると、階段らしきものが。
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短い階段をおりるとやっぱり!水面が見えるではないですか!!
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となりの丸い囲み。これはやはり井戸なのではないでしょうか。
周りに人もいらっしゃらず、案内板らしきものもなかったので、詳しいことはわかりませんが、洗い場と飲料水の使い分けのための水場であったのでは?と推測できます。

地図を見ると「耳洗公園」という表記があることがわかりました。

耳を洗う???私の頭の中に思い浮かんだのは、沖縄のわらべうた『耳切坊主』の歌詞にでてくる「耳ぐすぐす。。。」

ホラーチックな想像が頭をよぎりました。

今度、訪ねるときには、是非、ことの真相を確かめてみたいと思っています。

どなたかご存じの方は、情報提供よろしくお願いします。

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速魚川(はやめがわ)in長崎

2日目の朝、島原城のお堀の周りをぐるりと散歩。

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キラキラ光る朝日をうけながら涼風にゆれていたのは、たくさんの蓮根の葉でした。

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最初、私は、「長崎にも田芋(ターム)がある!」と感動したものですが、翌日に行われる予定の『お堀の蓮根掘り大会』のチラシを目にする機会があり、納得したものでした。

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ズームでとってみると、葉っぱは丸く、枯れ蓮の姿も見ることができます。
失礼しました。

お城の周りは、官庁街でもあり検察庁や法務局の合同庁舎、裁判所、図書館

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とわりかし堅めの建物などがならんでいる通りがありましたが、そんな中にも癒しの湧き水スポットが点在します。

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そこから駅の方に向きを変え、城下町風の昔のたたずまいの残る古い屋敷の連なる通りへと足を踏み入れました。

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まだ、早い時間なのでお店は開いていませんが、そんな街並みをスケッチしている女子大生風の女性の方がいたり、お孫さんと一緒に散歩しているおじいちゃんがいたりとのどかな雰囲気です。

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こちらも家々それぞれに湧き水が活かされ、歩く人を楽しませる工夫があります。
こんな言葉にもであいました。

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「さびしくなれば湯がわいている」

さびしくなった時にも、またここを訪れてみたいと思います。

しばらく歩いていると勢いよく流れる水の音が!

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喫茶店のようです。

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湧き水で美味しい珈琲を出してくれるようです。
開店前で入ることはできませんでしたが、ちょっとだけお水を触らせてもらいました。

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冷たく清らかなお水です。

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この建物、実は、江戸時代の町屋を復元し、明治10年に創業した金物屋さんで、現在も営業している猪原金物店。金物店としては九州で2番目に歴史の長い老舗でした。2003年に文化庁の登録有形文化財に認定されている貴重な建物でした。

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その一角に設けられた『茶房&ギャラリー速魚川』は、普賢岳の伏流水が数百年の時を経て地下110メートルより毎分150㍑自噴している湧き水を利用して湧水仕立てのコーヒー、紅茶、抹茶、島原名物かんざらし、季節限定 冷やしソーメンなどを提供しているお店でした。
 湧き水の水質は軟水で水温は年中15度の甘くて美味しい水です。
 こちらのお水は、お茶、珈琲をはじめ、ご飯やお料理のお水に最適で自由に持ち帰ることができます。

 せっかくなので私もペットボトルに持ち帰り、自宅に帰って長崎土産のカステラと一緒に速魚川の湧き水で入れた珈琲を楽しみました。

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水頭井戸in長崎

島原市の中心部、サンシャイン中央街から、一番街アーケードに向かう交差点を右にいくと、これまたステキな湧き水に出会いました。

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周りを閑静な住宅地に囲まれた『水頭井戸』

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滑車が取り付けられ、縄を引いてみると、木の桶で水を汲み上げることができます。

滑車の取り付けられた井戸は、沖縄でも数は少ないのですがいくつか見ることができますが、このように木の桶の釣瓶で水を汲み上げることのできる井戸は初めて見ました。

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汲み上げてみるとけっこう重いです。

案内板があり、歴史がかかれています。

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島原大変(西暦1792年)前、このあたりは波止場水頭といわれ、船番所があったことからこの名前が残っているということです。
(島原大変についてはこちら→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B3%B6%E5%8E%9F%E5%A4%A7%E5%A4%89%E8%82%A5%E5%BE%8C%E8%BF%B7%E6%83%91
昭和16年、近隣の人々が協力して井戸を掘ったところ、眉山(まゆやま)とその縁にはぐくまれた地下水が噴き出したのだそうです。

今も飲むことのできるきれいな水です。

井戸のそば、足下にある亀の姿。

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この亀さんに、年の数ひしゃくで水をかけると長生きできるのだそうです。
四十路の私もがんばってかけました。
翌日、右手だけが妙に痛かった。。。。

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島原温泉in長崎

サンシャイン中央街のアーケードを歩いていると、通り沿いに温泉を発見!
「ゆとろぎの湯」という商業施設ですが、その裏側には、自由に24時間利用できる『足湯』
がありました。

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島原温泉は3つの源泉から日量850トンもの湯量があり、お風呂のお湯として人々の体を癒してくれるほか、このような足湯が地元の人をはじめ、観光客にも人気をよんでいます。

こちらの他にも市内にもう一ヶ所設置されており、朝の8時から9時までの一時間は清掃のため入ることはできませんが、それ以外は気軽にお湯に足をつけて健康保持に疲れをいやすために役立っています。

初日の夕方に通りかかったときには、観光客らしき人で賑わっていましたが、翌朝、9時過ぎに行ってみると、地元のご婦人が数人、男性も3人ほどお湯につかりながら楽しそうにお話していました。

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長方形のお湯ため?にロの字型に囲んで20人ほど座れるようになっていましたが、みなさんはほぼ中央に密集していらっしゃいます。
仕方がないので、端の方に遠慮がちに座って足をつけると、お湯が少しぬるく感じました。

地元の方のお話によると、私が座っている反対側からお湯が出ているということで、ここはかなりお湯の温度が下がっているとか。
であれば源泉はどのくらいの温度なのかと、反対側に移動すると、
「あちち!」
入れた足をすぐ上げてしまわなければならないほど、温度が高かったのです。多分、43度~45度くらいでしょうか?

というわけで、地元の方が座っている場所が、『適温』であることが見て取れます。
若干、好みがあるようでだいたいみなさん同じ場所に座るようです。

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何のお話をしていらっしゃるのかと聞き耳を立ててみると。。。
「じゃがいもいつでもいっぱいもらうさぁ(←これはきっと沖縄風解釈。どちらかといえば熊本弁に近い言葉でお話ししていたよう。それは、島原が長崎市内より熊本に近いからだとか)どんな風にたべたらおいしいかねぇ。」
「みそ汁よ!みそ汁!!タマネギと一緒に入れたら、みそ汁の具では一番おいしいよ~」
(↑私も同感!!)
長崎県は、国内で北海道に続いて2番目にじゃがいもの収穫高の多いところなのだそう。地元のみなさんのお話からは、まさにそれが実感できるようでした。

ふんふん、とうなずきながらそんな話を聞いていると、隣にいた浅黒いがっちりとした体格の男性が話しかけてきました。
お話を伺うと、地元の漁師さんだとか。
毎朝、4時頃から漁に出て、仕事が終わるとここにやってくるのだそうです。
興味深いのでさらにお話を伺うと、最近、とれるのはイカと舌びらめ、カニはいつもの年より時期が早くほぼ終わりに近いこと、最近は漁獲高が減っている上、ガソリン価格の高騰で身入りがかなり少ないこと、夫婦で共働きでやっと生活が成り立つ等とお話は続きました。
「手さわってごらん」
といきなりグローブのような大きな手を差し出され、言われるままに触れてみると、ゴムのように弾力があり、その方の毎日の暮らしが少しだけ感じられるようでした。
足湯につかったあとは、日中一時間500円歌い放題!の近くのカラオケ屋さんに行くのが何よりの楽しみと、腰を上げ去っていきました。

一緒にいた夫は、「有明の干拓後の漁師さんの暮らし」についてもっとつっこんで聞きたかったと残念そうに言っていましたが、これはまた次回に取っておきたいと思います。

旅はまさに一期一会。
地元のみなさんとお話する機会に恵まれただけでも、とてもラッキーな旅だと感じました。

足湯のそばには、飲泉所もありました。市内にはこのような場所が7ヶ所あるそうです。

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飲んでみました。まさに「甘い」お湯です。

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慢性消化器機病、糖尿病、痛風、肝臓病などに効果が期待されるようですが、高血圧の方は避けてほしいとかいてありました。

小さな道路を挟んだ反対側にも飲泉所が。

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そこは2メートル弱も離れていないところに、冷泉所もあるのには驚きました。

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飲んでよし、使ってよし、島原のみなさんの元気の源のお裾分けを少し頂き、幸せな気分になりました。

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サンシャイン中央街in長崎

島原はのんびりとした温泉街。昔ながらの街並みがひろがっている。
眉山を背に町が広がり、眼下には有明海。
山も海もすぐ目の前。人間の暮らしの原点がそこにあるようだった。

駅にほど近い宿から徒歩2,3分の所に地元の商店街があった。
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アーケードが連なり、沖縄で言えばコザの一番街、いや銀天街を思い出す。

朝の散歩にちょっと歩いてみることにした。

アーケードの入り口でまず発見!
『萬(よろず)の泉』
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溶岩流で作られた冷水器のようなものから飲む湧き水。
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冷たい!おいしい!!
商店街でこんな自然の恵みを受けられるとは、感激!!!

長さは数百メートルというところだと思うが、市内の湧き水マップをみるとこの通り沿いだけでも10ヶ所近くの湧き水があり、そのうち4ヶ所が飲料可能である。
これは、すごい!!
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それぞれ名前がついていて、案内板が出ているところもある。
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ここも「どうぞ、お水をお持ち帰り下さい」と丁寧なご案内。
せっかくなので、遠慮なく飲んでいると持ち主らしき方が現れる。
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観光客と知って、話しかけてくれた。
立ち話。

今ももちろん、飲んだりお茶を入れるときに使う大切なお水なのだそう。
昔は、この脇に流れがあり洗濯もここでしたのだとか。
島原市には、今もあちらこちらにいい水が湧き、美味しい食べ物も多いと話てくれた。
なんだか、取材のようにになってしまったが、楽しいひとときを過ごす。

それぞれ趣向をこらす泉の数々。
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こんなステキな故郷を持つ人たちにうらやましささえおぼえるが、見渡してみるとシャッターがしばらく開いていないような店舗や貸店舗の張り紙も見える。
少し先には、大型店舗の名称らしきカタカナの文字とダ○ソ○とかかれた看板が上り、車で買い物ができる店に人が流れ、商店街にはお年寄りの姿が目立っていた。
何かいい策はないものか。
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湧き水は町の財産。魅力ある街づくりに若い人たちも参加して、是非、再び活気あふれる商店街の姿が戻ることを願いたいと思う。

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浜の川in長崎

島原市内は、有数の湧き水地帯。
今でも湧き水が、そこで暮らす人々の生活に息づいている。

国道251号から、狭い露地を海側に入っていくと昔ながらの家々や商店が建ち並ぶ住宅地がある。集落に入る手前に車を止め、徒歩で湧き水に向かう。
時間は午後4時頃。静かな町並みを歩いていると、途中、70代くらいのおばあちゃん数名が
道路の脇に座り、おしゃべりをしていた。手には荷物を運ぶ台車の柄を握り、きっとどこかの帰り、いつものおしゃべりに花を咲かせているといった感じで微笑ましかった。会釈をして通り過ぎる。

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狭いところでは、道幅が2,3メートルというところだろうか。細い露地を抜けると、『浜の川湧水』にたどり着いた。

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あたりにはお豆腐の匂いが漂っている。
目の前にはやはり「お豆腐屋さん」があった。

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ここは島原でも古くからある共同の水場で、水溜はコの字型に作られている。

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水の湧き出るところから近い順に使い道が決められ、衛生的にかつ再利用で水を効率的に使えるよう工夫がされている。

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奥には直接飲むことができるようにひしゃくも置いてある。

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水は冷たく、とても美味しい。

地元の方々も、今でも生活の一部としてこの水を利用しているという。

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武家屋敷in長崎

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島原城の西に続く一帯は、鉄砲町(武家屋敷)と呼ばれ、寛文9年(1669年)につくられた町筋の南北中央を流れる幅およそ50センチ、長さは、400メートルの水路は、 現在も北西にある熊野神社を水源として往時のままの姿で残されている。

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今から380年ほど前、島原城築城の際、外郭の西に接して扶持取70石以下の武士たちの住宅団地(690戸)が建設され、戦いの時には鉄砲を主力とする歩兵部隊の住居であることから、その町の名がついた。

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当時、その町に住む人々は、水奉行の厳重な管理の元、飲料水として水路の水を大切に使っていた。
しかし、昭和初期に入ると、周辺に田園地帯が急増し、洗濯に使用することになり、その後四分の一にまで水量が減り、伝染病が蔓延して問題になった。

そのようなことから、武家屋敷内に住居を構えていた山本家8代当主 秀左右は、この現状を憂慮し、大正6年5月に自宅内に井戸を掘ったのが、『六五の井戸』

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深さ8.2メートル、水深2メートル、円形およそ1メートル
作業人数 42人 
総経費 50円95銭2厘(※当時、米10キロ約1円)
工事日数 10日
                   「山本家 井戸掘日記より」

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武家屋敷内も見学でき、当時の人々の様子を思い描くことができる。

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台所には驚いたことに、沖縄の民具としてもおなじみの「サギジョーキ」によく似た手つきのかごが置いてある。

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武家屋敷内の茶屋で、島原名物『かんざらし』を頂く。

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水飴と砂糖を溶かした蜜に湧き水で冷やした、一口大の白玉団子を浮かべたもので、すっきりとした甘さが、冷たいお団子にとてもよくあう。

水の美味しいところに人が住み、文化が開く。
今も歴史の残る街並みを湧き水と共に楽しむことができる場所だった。

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