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2010年11月

ウマーチのウガン

2,3日前、大失敗をしてしまいました。

火をかけたまま外出してしまったのです。

3時間ほどの外出予定で、出かけて1時間後にふと気が付き、

大急ぎでもどったら、台所から煙りがもくもくと出ていました。

台所の布巾やスポンジを煮沸消毒していたのですが、

なべの中は真っ黒でほとんど形がなく、

布巾の切れ端が少しだけ残っていました。

危機一髪!!とはまさにこのことかもしれません。

ちょうどその日は「秋の火災予防月間」初日であることを

あとで新聞で知りました。

空気が乾燥する季節。

火の元には特に注意が必要です。

旧暦の10月1日前後、沖縄の首里地区とその周辺地区では

『ウマーチのウガン』

というカーウガミが今も行われています。

新暦でいうとちょうど今頃の時期で、

火災予防を目的として、集落の井戸を拝む習慣です。

「火」への警戒を「水」の神様に祈ります。

私の実家のある地域でも毎年行われており、

隣組の人たちが地域の井戸の前に集まり、

拝みをし、井戸から紙コップ一杯分の水を汲みだし

御札、ヒラウコー(お線香)と一緒に各家庭に

持ち帰り、それを自宅の火の神にお供えします。

その時にどうしても来られなかった家庭には、

役員がお水や御札を届けに行きます。

火の用心は集落すべての家庭が心がけなければ

ならないからというのが理由だそうです。

火と水は、人々の生活に欠かせない大事なもの。

昔の人たちはそのことをいつも念頭に置き、

日々感謝を忘れず、自然と向き合っていたのでしょうね。

3年前にラジオの取材で訪れた浦添市経塚の

『ウマーチのウガン』

の様子はこのような感じでした。

多良川うちなぁ湧き水紀行 (経塚 ウマーチのウガン)

http://blog.goo.ne.jp/wakimizukikou/e/2ea6bd67ed8972859550632afd3ccbaa

ウマーチについて(首里那覇方言データベース)

http://ryukyu-lang.lib.u-ryukyu.ac.jp/srnh/details.php?ID=SN03888

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