« 水源地フォーラムのお知らせ | トップページ | 沢岻樋川in浦添市 »

水源地フォーラム 報告

水源地フォーラム、無事、終了しました。
場所は、北中城村荻道にあるP1010105 『ぬちゆるやー』



















NPO おきなわ環境塾の主催です。

会場は学習棟
P1010098







P1010104







すべてが木造のあたたかなお部屋です。
P1010097


















ここは、子どもたちの林間学校や環境を考える勉強会などが行われているようです。

まず、地質調査の専門家である 遠座 昭 氏が、荻道・大城湧水群の地質調査をした内容の報告が行われ、科学的にこの地域の水の湧くしくみがとてもよくわかりました。
P1010100








私もパネリストのひとりで、側に座って聞きながら写真撮影です。
地域の湧き水の写真がならんでいます。
P1010101







3,40人の参加者でしたが、北中城村長をはじめ、村議の方や行政担当者、他地区の行政担当者、教育関係者、親子連れの一般参加者、マスコミとどちらかといえば、勉強会のような雰囲気で、みなさんとても熱心に話しを聞かれています。

Cimg6185

その後、私が15分ほど、沖縄の湧き水の現状についてお話しさせていただきました。
沖縄の湧き水(井戸、泉、樋川、等)の数やそのうちどれだけの割合で水があるのか、現在も水量の豊富な湧き水の紹介、戦前の人々の水の利用法、沖縄の風習としての拝み、戦争で運命の分かれた湧き水の行方など、初めて作成したあまりにも簡単なパワーポイントを使った説明は、なかなか緊張しましたが、作ってきた資料をもとに前日、何度も何度も練習して時間の調整をしたおかげで、ほとんど原稿を見ることなく(見る時間もあまりありませんでしたが)一気に発表を終えました。

主に私の担当は、湧き水の文化で、先にお話しをされた遠座さんの科学的なお話しとあわせると、よくわかったと好評でした。よかったよかった。

まとめは、進行役でおきなわ環境塾長の後藤道雄氏
P1010102


















いのちを大切にする教育を実践中の6児のパパでもあります。
ご自分で木造の家を建てた建築家で、ご出身の熊本では、まちづくり大賞や住宅建築賞なども受賞され、奥様の出身地沖縄でも精力的に活動されています。

今回の「平成の湧き水百選」選出にも尽力された方で、自宅裏にあるタチガーを含め、湧水群をとりまく地域の環境作りについての提言をなされました。

学習棟の窓からは、涼しげな水の音も聞こえてきます。
P1010103


















自然に囲まれたこの部屋には、涼しげな風がふいています。
P1010099







自然があってこそ、生きていける人間の暮らしをもう一度見直す時期にきているのかもしれません。

フォーラム終了後、建物の後ろにあるタチガーの水源を見に行きました。
P1010106







大きなタンクの中には、水源から引かれたパイプを通して、水が溜められています。
パイプの接続部分から、少しだけ水を飲ませて頂きました。とてもまろやかなお水でした。
最近は、地域の方も農作業の合間などにペットボトルに汲んで飲んでいる姿を見かけるようになったそうです。

おきなわ環境塾では、林間学校などを主催してこの湧き水で子どもたちがお洗濯をしたり、農業を体験したり、生き物の世話をしたりと、貴重な体験をしているようです。

参加者の中には、私が十年前に結婚式の司会をしたカップルがふたりのお子さんを連れて会場を訪れて下さり、子どもたちによい体験をさせたいと熱心にお話しを聴いてくださり、私にとっては、二重の喜びでした。

この活動に助成金を出している株式会社『TOTO』の羽田野さんも福岡から視察に訪れ、ランチをご一緒させていただきながら、各地の情報などいろいろお話しを伺えて、私にとってもとても充実した時間が過ごせました。

水を通して繋がる縁、広がる縁、これからも大事に湧き水についての情報発信をしていきたいと思います。

スタッフの皆様、参加者の皆様、お世話になりました。ありがとうございます。

P1010108

タチガーの帰りに見つけた「ふうせんかずら」久しぶりにみました。


琉球新報掲載 (2009/9/25)
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-150285-storytopic-5.html
沖縄タイムス 住宅新聞 (2009/10/2) おきなわ環境塾HPより
http://3.pro.tok2.com/~ogenkidesuka/

|

« 水源地フォーラムのお知らせ | トップページ | 沢岻樋川in浦添市 »

湧き水関連イベント・情報等」カテゴリの記事

コメント

6児のパパ?!?!すごい!!
この木造の建物にいるだけで癒されそう…。
私の昔の小学校はこんなつくりでした。
発表、お見事ですね!さすが!!
練習してもなかなか時間内にきれいに終わるのって
大変ですよね。本当にお疲れさまでした~♪
窓辺のところに本が並んでる気が…子供たちの本かしら?!
こんな素敵なところで読書したいな~♪

投稿: ゆう | 2009年9月21日 (月) 19時11分

コメントありがとうございます!!
去年出産されたお子さんは、自宅出産で家がたてられた直後でもあったため、水道施設がなく、前もって奥様が実家から水を運んできて無事、出産をされたそうです。
本当にすごいですよね。
木の家って、本当に癒されますよね。
家の建具や家具もすべて手作りで暖かみのあるお家なんですよ。
窓辺の本棚、私もわくわくして見てみると、お子さん達が読んできただろうと思われる絵本や児童書がたくさん並んでいました。畳間に寝転がって、本を読みながらお昼寝なんて最高でしょうね。

投稿: ぐしとも | 2009年9月22日 (火) 11時33分

 先日の水源地フォーラムでは、大変お世話になりました。

 水源地や地下水を守り、育てるためには科学と水文化と行動力が三位一体でなければならないと考え企画しました。

 特に水の歴史や文化は重要です。なぜなら、環境を破壊するのも修復するのもみんな人間だからです。

 水から命を奪い取った戦後の日本の効率主義、経済主義を今一度考え直して、ふたたび水に命を吹き込みたいと考えています。「快適は大敵」と思っています。

 今後ともよろしくお願い申し上げます。重ねて、フォーラムにご協力いただきまして、ありがとうございました。

 追伸:我が家の裏の湧水地は「タチガー」です。また、学習棟にある子ども用の本は、理解ある方々からの寄付です。林間学校で宿泊する子どもたちが、活動の合間に読んでいます。
 「もと通りに並べなさい!」と厳しく言っています!?

投稿: 後藤 道雄 | 2009年9月25日 (金) 05時16分

後藤さん、この度は大変お世話になりました。コメントもありがとうございます。
「タチガー」ご指摘ありがとうございます。大変失礼いたしました。早速、正しい名称に直してあります。
>水源地や地下水を守り、育てるためには科学と水文化と行動力が三位一体でなければならないと考え

私は科学的なことは、今度のフォーラムで大変勉強になりました。おっしゃるとおり、科学と文化と行動が一緒になってこそ、改善や大きな変革ができるのかもしれません。どれひとつ抜けても難しいのでしょうね。
私のできることは限られていますが、これからも様々な角度から湧き水についての情報発信を続けていきたいと思っています。
どうぞ、よろしくお願いします。

投稿: ぐしとも | 2009年9月27日 (日) 14時58分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 水源地フォーラムのお知らせ | トップページ | 沢岻樋川in浦添市 »