« 2009年6月 | トップページ | 2009年8月 »

2009年7月

直禄(シグルク)ガーin新都心(那覇市)

今、沖縄で最も都会といえば、天久新都心。
戦後、50年近くアメリカ軍により土地を接収され、近年、全面返還が実現し沖縄では一番新しい町に生まれ変わりました。
大型商業ビル、官庁、放送局、美術館、そして、住宅地に高層マンション。
でも、その真ん中の緑がこんもりと茂るこの場所に、人知れずひっそりと、古い湧き水が残されているのです。
P1010050













みどりの茂みの中におりていくと、
P1010044













大きな岩の下に囲い込み井戸が。
P1010045













傍らには、ひしゃくと竹箒もおいてありました。
今も大事にこの場所を訪れ、まもっていらっしゃる方がいるのですね。

ここは、玉城朝薫の組踊り『銘苅子(めかるんしー)』の舞台でもある直禄(シグルクガー)。
沖縄版、はごろも伝説、天女の水浴び場です。
P1010046













羽衣をかけたのは、どの枝でしょう?
P1010047













まわりをこのような緑に覆われて、泉もまどろんでいるように静かです。

水の湧いている岩がこれまた時の流れを感じさせます。
P1010049













ここがこんなに都会の真ん中なんて。
P1010043













忘れてしまいそうです。

梅雨の頃にはホタルがいっぱい飛び交っているのだそうですよ。

| | コメント (0)

ヒャーカーガーin宜野湾

暑い夏の夕暮れ時、夕涼みに近くの湧き水に行きました。
場所は、大山のターム畑の中。
P1010001
P1010002



























時刻はだいたい6時頃。
近所の子どもたちが水遊びしていたようです。

お水がとっても冷たそう!!
P1010003













あれっ?コンクリートがきれいに敷かれていました。
改修したようです。
P1010006













ちょっと失礼して、足を浸してみると。。。
きゃー!冷たくていい気持ち!!
P1010010













ここは、私の一番好きな湧き水。
ちょっと一息つきたいとき、物思いにふけりたいとき出かける秘密の場所です。
とはいっても、もちろん地元の方にはよく知られた場所で、運がいいと、ご婦人がたらいに洗濯物を入れてここまで運び、足でよいしょよいしょと踏みながら洗濯をしている姿をみることができたりもします。

もともと、地域の人たちの雑用水に使われていた湧き水のよう。
大山には今もいくつかの湧き水が点在し、このように今も水田に清水が注いでいます。
P1010012
























田芋の葉っぱも緑が鮮やかで生き生きしています。
P1010004_2
























近くの広場では、翌日に行われる綱引きの準備中でした。
P1010014

























今も地域の文化とともに自然が残るすてきな場所です。

| | コメント (2)

島原市内in長崎

湧き水コーディネーター(勝手に私がそうよんでいます)のHさん親子が、こんな所もおもしろいんじゃないかなぁ?と連れて行ってくださったのが、街中のスーパー。
駐車場そばの敷地にこんな風景が広がっています。
P1010100
























側の案内板は、
P1010097













このように記されていました。
みなさん、買い物がてら、容器をもって3つ4つと水を汲んで帰ります。
念のため、店内をぐるっと見て回ったところ、一応、市販のペットボトル入りのお水もおいてありました。ここでこれを買い求める人がいるのかどうか、ちょっと疑問です。

P1010099














ここにもカエルがいました。御利益がありそうなので飲んでみました。
まろやかで美味しいお水でしたよ。

まだあるというので、車に乗り込むと、数分ものっていたでしょうか。
ついた大型スーパの敷地内には、またこのような風景がひろがっていました。
P1010104













いいなぁ、島原の人は。。
心からうらやましくなり、ここに移り住みたい気持ちになりました。
天然のミネラルウォーターが、いとも簡単に手にはいるのです。
P1010105













日本の名水で、毎日のご飯を炊いたり、おみそ汁をつくったりなんていうのは、近所の方にとって常識に近いものがあるのかもしれません。本当にうらやましいかぎりです。

おや、ここにも???
Epsn0238













某大型電器専門店 ベ○ト電器敷地内に設置された水汲み場。
これは、島原市のシンボルでもある「眉山(まゆやま)」の水がひかれたものです。
(ここは、びざんとはよまないそうです。松嶋菜々子さんが主演したあの場所とは違う山です)
飲んでみました。
これもミネラルたっぷりの新鮮なやわらかい味がしました。

1990年の普賢岳の噴火の際、島原市の多くはは、眉山に遮られる形で土石流が食い止められ、被災を免れたところが多かったようです。
島原外港から出た船から見るときれいな眉山の姿を見ることができます。(左)
Epsn0251

| | コメント (0)

舞岳源水in長崎

P1010112
























雲仙山麓より湧き出る舞岳源水は、水を汲みに来る人が後から後からとぎれることなくやってくる名水ポイントでした。
標高703メートル。島原半島でも名水のひとつと言われているそうです。

P1010117













中に入ってみると、水を入れる道具をもっていないのは私たちだけ。
こんなふうにたくさんの水をみなさんせっせと汲んでいらっしゃいました。

ネットでしらべてみると、お菓子や
http://www.e-nagasaki.com/makers/shops/details.php?id=67
お素麺など,こちらの名水が原料に使われた商品が販売されており、地域の大切な資源でもあることがわかりました。

今度、行くときにはこの水を使って作られた「舞岳巻き」を是非、食べてみたいです。

水汲み場は、10箇所近くありましたが、その中でも気になるのがたくさんの石像たち。
P1010118













宝船に、子宝かえる。
P1010115













パワーがいっぱい溢れていそうです。
言うまでもありませんが、お水はとってもおいしかったですよ!!

| | コメント (0)

南千本木湧水in長崎

P1010108

雲仙普賢岳の北側に位置する南千本湧水。眉山の裏手にあたるようで、あたりは緑に包まれてとても気持ちのよい場所でした。

島原市内では、最も高い場所に湧いている水らしく、透き通って本当にきれい!手ですくって飲むとつめたくおいしい水でした。

江戸時代から生活に利用された記録があり、地域の人々にとってとても大切な湧き水だったようです。

しかし、1990年の普賢岳の噴火により被災し、水がいったん途絶えたものの、住民の方々の思いで今年の5月に復元したと地元の新聞は伝えています。

この写真は、去年の10月に訪れた際に写したもので、石樋と水溜の周囲がきれいに整備されていた状態でした。

P1010111

そばには、復興の様子を記した案内板も設置されていて、地元の方々の思いが感じられました。

現在は、あたりを公園化し人々の憩いの場になっており、地元の方々の水汲みスポットとしても人気が高いようです。

| | コメント (0)

白土湖洗い場in長崎

P1010077













島原市内南西部に位置する白土湖(しらちこ)洗い場は、今も石畳づくりの共同洗い場が残されており、生活の匂いが感じられました。Epsn0053














白土湖は、寛政4年(1792年)の島原大変で、島原半島の主峰 普賢岳の火山活動による眉山(まゆやま)の崩壊とともにできた陥没湖。日本一小さな陥没湖なのだそうです。このときの地殻変動でこの一帯に地割れが生じ地下水が噴き出し一夜にして、南北およそ1キロ東西3~400メートルの湖ができたのだそうです。日本一小さいとは言っても、水が満々とたたえ交通の往来の激しい大通りのそばにあるこの湖は、近くに公園などもあり、ほっと一息つけそうな市民の憩いの場のようなのどかな雰囲気がありました。水温16度。今も一日1万トンの水が湧き出ているそうです。
Epsn0048













洗い場の側には、水神様と思われる拝所らしき場所があり、思わず近寄ってみました。沖縄では、人々が生活に用いた湧き水の側には、必ずといっていいほどにこのような拝所がありますが、県外にも同じような文化があることにとても感動しました。手を合わせて、沖縄から来たことを報告し、その感動を心の中でお伝えしました。
Epsn0051













洗い場から数十メートルも行かないところに、またしても井戸らしき場所を発見!!
P1010073













回り込んでみると、階段らしきものが。
P1010074
























短い階段をおりるとやっぱり!水面が見えるではないですか!!
P1010076














となりの丸い囲み。これはやはり井戸なのではないでしょうか。
周りに人もいらっしゃらず、案内板らしきものもなかったので、詳しいことはわかりませんが、洗い場と飲料水の使い分けのための水場であったのでは?と推測できます。

地図を見ると「耳洗公園」という表記があることがわかりました。

耳を洗う???私の頭の中に思い浮かんだのは、沖縄のわらべうた『耳切坊主』の歌詞にでてくる「耳ぐすぐす。。。」

ホラーチックな想像が頭をよぎりました。

今度、訪ねるときには、是非、ことの真相を確かめてみたいと思っています。

どなたかご存じの方は、情報提供よろしくお願いします。

| | コメント (0)

« 2009年6月 | トップページ | 2009年8月 »